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個人的な偉業のサポーター

「相手はついさっき、死ぬという個人的な偉業を成し遂げたばかりなのだ」
(村上春樹『1Q84(BOOK3)』P.431)

死ぬということは、生きる人間の最後の大きな仕事なんだとつくづくココロに染み込んできた。
そしてとても優しい気持ちになった。

介護の仕事をする上で、土台の倫理観をこの身に染み込ませようと、お遍路に行ったり、精神世界の学びをしてきた。

それらは、ムコウガワを知ることで死ぬことを分かろうとする試みだった。

そして死ぬことを知ることで、それへと向かう営みを運ぶ職業介護士のあり方を定めようとしていた。

でも、死ぬということは「個人的な偉業」なんだなァ。。

こちらが運営するものじゃなくて、、、

大きな勘違いをしていたようだ。

戦後に出来た老人福祉法に、介護保険法。

「生きること」から漏れた「死ぬこと」を、癒し慰める“癒しマン”としての介護士像。

そんな図式を、
「死ぬこと」=最後の「生きること」
介護士=偉業のサポーター
そう意識し直したいと思う。

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